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私の趣味であるフィギュアスケート鑑賞の話を、完全なる自分目線で、基本的にはかなりゆるく、時には熱量あげて、せまくて浅い、しかも偏った知識で好き勝手に語ります。
日本のフィギュアスケートは、圧倒的にシングルが人気。
私自身がハマるきっかけになったのも、女子シングルで見た真央ちゃんが可愛くて可愛くてたまらなかったから。
真央ちゃんの現役時代、ルールなんてほぼ知らないまま、ルールを知ろうとも思わないまま、ただひたすら彼女の滑ってる姿を観て、勝負の結果に一喜一憂してました。
可愛いなぁ、すごいなぁ、めっちゃ跳ぶじゃん!めっちゃ強いじゃん!って。
要するに最初は、ジャンプが跳べた、転んだ、っていう単純な尺度で、跳んでるジャンプの区別もつかないまま。
今考えるとありえないんですが、そんな感じでした。
本当に、なんてもったいない時間を過ごしたんだろう、と反省です…。
現役時代の真央ちゃんの演技はすべてが見どころ。ちゃんとルールを知っている状態で見ていたら、さらにその素晴らしさを堪能できたのに。
つくづく、無知って罪ですよ。
私が一番好きなプログラムは、ノクターン。
特に、当時の歴代最高得点を更新した2014年世界選手権での演技は本当に素晴らしく圧巻です。
スケート靴を履いてリンクを滑っている姿は、曲の雰囲気にも馴染む柔らかい紫を基調とした衣装をまとい、終始ふわふわと浮いているような、妖精が舞っているような感覚です。
ジャンプは全てノーミスで決まり、もちろんすごいのですが、それがオマケに感じてしまうほど、ノクターンの旋律と共に流れるようなしなやかな動き、ひとつひとつの音と調和のとれたステップはとにかく完璧で秀逸。
競技であることも、採点されることも二の次のような、何もかも凌駕した、芸術作品のような滑りでした。
まだ見たことのないフィギュアスケートに詳しくない人はもちろん、すでに見たことあるフィギュアスケートファンの人も、改めてじっくり見て欲しい。
真央ちゃんの全てが詰まった最高の演技に、きっと魅了されるはずです。
真央ちゃんの話をする上で、外せないのはやはり、ソチオリンピックのフリー演技ですよね。
あの演技は、いつ見ても泣けます。何度見ても泣いちゃうんですけど。
前日のショートプログラムでミスが重なり16位と大きく出遅れてしまった。
メダルを獲得するのはかなり厳しくなり、翌日のフリーに向けて気持ちを切り替えるには、たった一晩しかない。
あれこれ想像すると、もはや恐怖でしかないです。
そんな中で迎えたフリーで最高の演技をみせてくれた。真央ちゃんの笑顔が戻ってきたことが本当に嬉しかったです。
確かに、メダルには届かなかった。それはやっぱり悔しかった。それでも一生忘れられないものすごい瞬間だったと思います。
日本中の期待を一身に背負って、戦ってくれたこと、感謝しかありません。
2017年4月10日に引退表明。同12日引退会見。
真央ちゃん引退のニュースは、それはそれは衝撃でした。
そう遠くない未来にそんな日が来ること、覚悟はしていたものの、翌年の平昌オリンピックまでは続けてくれると思っていたから。
どんな結果になろうと、どんなシーズンになろうと、あと1年見守ろうと勝手に決めていたから。
だけど、引退を決意するのにどれだけ悩んだか、どれほど苦しかったか。
私が想像するよりもはるかにたくさんの葛藤や苦しみを抱えていたことに気づかされ、安易に「あと1年見守るよ!」などど決意したこと、猛省しました。
引退会見の真央ちゃんは凜として、清々しく晴れやかな表情で、丁寧に気持ちを伝えてくれていて、とても素敵でした。
最後まで笑顔で答えてくれている真央ちゃんの姿に号泣しつつ、
これまでたくさんのものを背負ってずっと走り続けてきたのだから、ゆっくりしてほしい、とにかくお疲れさまという労いと、もう試合では見られないんだな、という寂しさと、もどかしい気持ちでした。
結局、過去の映像などを漁って気持ちを落ち着かせるしかなかったです。
今はスケート以外でも活躍している姿をそっと見守る日々で、それはそれで悪くないですけどね。
真央ちゃんの代名詞でもあるトリプルアクセルは、女子スケーターでは今のところ、十数名しか成功者がいない難度の高いジャンプです。
ISU(国際スケート連盟)公認大会で成功して初めて、認定されるものなので、非公認の大会や国内大会を含めると成功者はもう少し増えますが、女子スケーターの成功者はそう多くありません。
世界で最初の成功者は伊藤みどりさん。他にも中野友加里さんや紀平梨花選手と、日本の選手は比較的多いほう。
更にいえば、オリンピックで決めたのは伊藤みどりさん、真央ちゃん、長洲未来選手(アメリカ所属の選手です)の3名のみ!
現在でも樋口新葉選手や海外選手も続々と試合で挑んでいるトリプルアクセル。
次の北京オリンピックで誰がここに名を連ねることになるのか、とても楽しみですね。